act5:リピーターの行動解析から興味はあるがCVがあがらない原因の追究
何回もサイトに訪問してくれるユーザーはサイトにとっては大変うれしいユーザーになります。しかし訪問するだけでCVに繋がらないというユーザーも多いはずです。そのようなユーザーの行動を解析することで、なぜ訪問のみで終わってしまっているかの原因を追究しCVアップにつながるサイト改善のヒントをみつけてください。
【解析指標】 リピーターの行動解析
【アクション】 複数回閲覧しているユーザーの行動パターンでどこで離脱してCVにいたっていないのか 興味があるがCVにならない原因は何かを分析してその原因に仮説をたててページ改善のPDCAを実施
【成果】 リピーターなのにCVがあがらないパターンの行動を分析することで興味はあるがCVにいたらない原因を調べページ改善を行うことでCVアップを計る
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自社サイトでリピーターの訪問回数を何回で線引きを行うかは商材によって違いますので、ここで設定する数字は自社サイトの特性に合わせて変更をお願いします。 今回は5回以上訪問ユーザーでセグメントを行います
■訪問回数でデータをセグメントする設定方法
≪表示画面≫
≪操作手順≫
ページ上部に表示されている「すべてのセッション」の横にある「+セグメント」をクリックしてください。
セグメント画面が表示されます。標準のセグメントや自分で作成したセグメントが表示されていると思いますが
下記の画面と同じセグメント一覧が表示されない場合は上部の検索窓の横にある「四角が4つある」ボタンをクリックしてください。
≪表示画面≫
ここまではセグメントを作成する際の共通の動作になります。
今回は「条件」のセグメントを作成します。
≪操作手順≫
上部画像のセグメント画面の左上にある赤い「+新しいセグメント」をクリックしてください。
↓
セグメント作成画面が表示され左側の一番上にセグメント名を入力してください。
今回は「5回以上のセッション」と入力します。
この数字は自社サイトの特性にあわせてください。
↓
左側のナビゲーションの中から「条件」をクリックしてください。
↓
条件設定画面がでますので
フィルタ セッション 含める
セッション数 > 4
と条件設定を行い上部にあります「保存」をクリックしてください。
この数字は今回は5回以上のセッションなので4回より多いセッションで設定していますが サイト特性にあわせてください。
≪表示画面≫
■リピーターのデバイス比較
すべてのセッション、5回以上のセッションの2つのセグメントを選択します。
≪表示画面≫
≪操作手順≫
レポート画面の上部の「+セグメント」をクリックしてセグメント画面を表示させてください。
↓
すべてのセッション、5回以上のセッションを選びます。
選んだ順番に表示されます。この順番は後で入れ替えは可能です。
↓
適用をクリックしてください。
2つのセグメントデータがあるレポートが表示されています。
デバイス毎の比較を行いたい場合は
画面左のナビゲーションの【ユーザー】の中の【モバイル】をクリックし
【サマリー】をクリックします
すべてのセッションと5回以上のセッションのデバイス毎の比較ができます。
ここで自社サイトはリピーターユーザーがどのデバイスからのアクセスが多いのか、またセッション率、収益率を比較しサイト改善のヒントをここで探すことができます。 ■リピーターが離脱しているページ比較
5回以上のセッションのセグメントを選択します。
画面左のナビゲーションの【行動】の中の【サイトコンテンツ】をクリックし
【離脱ページ】をクリックします
5回以上のセッションユーザーがどのページで離脱が多いのかがわかります。
■リピーターのが多く閲覧しているページ比較
5回以上のセッションのセグメントを選択します。
画面左のナビゲーションの【行動】の中の【サイトコンテンツ】をクリックし
【すべてのページ】をクリックします
5回以上のセッションユーザーがどのページを多く閲覧しているのかがわかります。
自分たちが想定しているページと同じページがリピーターに閲覧されているのかがわかります。 また離脱ページと比較すると様々なサイトの改善点がみえてきます。