act3:閲覧時間によるデバイスごとのユーザー行動分析
act1で1日においてのセッションの時間変化を簡単に確認する方法をお伝えしましたが、あくまでも1日のみのものでした。平日や休日でもセッションの時間帯には違いがあり、またデバイスによるアクセス時間の違いがありますので、データを閲覧時間でセグメントすることで、自社サイトがこの時間にはどのデバイスでどのページがよく閲覧されているかなどを知り、どのタイミングアクションをかけるとよいかの指標となります。
【解析指標】
パソコン、スマホ、タブレットからの訪問時間の比較
【アクション】
時間帯ごとのユーザーのデバイス、セッション数や離脱を測定を行うことで、メルマガの書き方や配信タイミングなどをあわせユーザーにとって欲しいタイミングで欲しい情報を得られるようにしてCVアップ、閲覧アップを計る。
【成果】
訪問時間帯ごとにセグメントすることでその時間帯がどのデバイスからの閲覧が多いか、離脱率の違いなどを解析し、メルマガ配信などのタイミングを測定
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自社サイトの商材の特性にあわせて、セグメントに設定する時間は変更をお願いします
■時間帯別にセッション状況を確認するためのセグメント設定方法
≪操作手順≫
ページ上部に表示されている「すべてのセッション」の横にある「+セグメント」をクリックしてください。
セグメント画面が表示されます。標準のセグメントや自分で作成したセグメントが表示されていると思いますが
下記の画面と同じセグメント一覧が表示されない場合は上部の検索窓の横にある「四角が4つある」ボタンをクリックしてください。
≪表示画面≫
ここまではセグメントを作成する際の共通の動作になります。
今回は「条件」のセグメントを作成します。
≪操作手順≫
上部画像のセグメント画面の左上にある赤い「+新しいセグメント」をクリックしてください。
↓
セグメント作成画面が表示され左側の一番上にセグメント名を入力してください。
今回は 6時~9時の利用セッション と入力します。
この数字は自社サイトの特性にあわせてください。
↓
左側のナビゲーションの中から「条件」をクリックしてください。
↓
条件設定画面がでますので
フィルタ セッション 含める
時 = 06
と入力し右側にある 「AND」をクリック
↓
上記と同じ画面がでますので
時 ≦ 10
と入力して上部にあります「保存」をクリックしてください。
※今回は6時~9時の利用セッションなので6時以降10時未満で設定しています。
例えば1時間のみを確認するのであれば
ANDをクリックせずにその時間だけを設定します。
≪表示画面≫
※同じように測定したい時間帯でセグメントを複数作成します。
例えば
6時~9時の利用セッション(6時台・7時台・8時台のセッション)
12時の利用セッション(12時台のセッション)
13時~15時の利用セッション(13時台・14時台のセッション)
などなど範囲は自由に設定できますので自社商材にあわせて設定をお願いします。
■デバイス属性による訪問時間の比較レポートを表示させる方法
今回は3つのセグメントを作成して比較する方法になります。
6時~9時の利用セッション、9時~12時の利用セッション、12時~17時の利用セッションの3つのセグメントを選択します。
≪表示画面≫
≪操作手順≫
レポート画面の上部の「+セグメント」をクリックしてセグメント画面を表示させてください。
↓
6時~9時の利用セッション、9時~12時の利用セッション、12時~17時の利用セッションを選びます。
選んだ順番に表示されます。この順番は後で入れ替えは可能です。
↓
適用をクリックしてください。
3つのセグメントデータがあるレポートが表示されています。
デバイス毎の比較を行う場合は
画面左のナビゲーションの【ユーザー】の中の【モバイル】をクリックし
【サマリー】をクリックします
デバイス毎に時間帯別の比較ができます。
他にも集客チャネルの違いや閲覧されているページの違いなど比較したいページを表示してください。
スマホでは朝方に商品ページよりもコンテンツページが読まれていることがわかったり、
個人アクセスが多いと思っていたが昼間の時間帯にPCからのアクセスが多いことがわかると
企業からのアクセスが多い可能性もあるなどもわかります。