CVの間接効果をマルチチャネルで分析
ユーザーはコンバージョンに至るまでの経路は様々です。サイト訪問時に直接コンバージョンするには至らなかったものの、後程コンバージョンに繋がったコンバージョンもあります。直接コンバージョンに貢献した部分だけを確認し、その部分だけを評価しては充分な解析はできていない状態です。直接コンバージョンには貢献していないけれど、実は、多くのコンバージョンをアシストしている部分があるかもしれません。今回はマルチチャネルでアシストコンバージョンを確認する方法をご紹介します。
■オリジナルMCF チャネルグループ作成
1.「Google Analytics」にログインし、左ナビの「コンバージョン」→「マルチチャネル」→「アシストコンバージョン」をクリックします。
2.次のような表が表示されているかと思いますが、ここにはデフォルトのチャネルのみが表示されています。
現在MCF チャネル グループでは下記のチャネルラベルが定義されています。
このチャネルラベルを自社サイトにあわせてカスタマイズしましょう。
すでにデフォルトのテンプレートがありますのでこのテンプレートを使用してカスタマイズを行ないます。
左ナビの「コンバージョン」→「マルチチャネル」→「アシストコンバージョン」をクリックして表示される表の上部のセレクトする部分の一番右に「チャネルグループ」があり、この部分をクリックすると、「カスタムチャネルグループを作成」と「MCF チャネル グループ テンプレートをコピー」が表示されます。
今回は「MCF チャネル グループ テンプレートをコピー」をクリックして下さい。下記のような画面が表示されます。
一番上にこのグループの名前を設定し、次に新しいチャネルを定義の部分をクリックします。
今回はソーシャルの中でもFacebookからのアクセスのみをカスタマイズするようにします。
名前も「ソーシャルよりFacebook分割チャネル」などわかりやすく設定します。
ルールを定義部分に
参照元 含む facebook.com
と設定し完了をクリックして下さい。
すると、先ほどの表にFacebookが追加され、ソーシャルの中でのFacebookからの効果がわかります。
例えば「ブログ」の効果を確認したいときにはブログのアドレスを設定するなど、自社サイトにあったルールを定義してアシストを行なっている部分を確認し、もしもアシスト効果がないようであれば、CVをアシストできるようなサイト内の改善もぜひ行なって下さい。