サイトのhttps化の後にアナリティクス・サーチコンソールの設定変更
常時SSL化への対応でサイト全体をhttps化に変更を行なわれているショップさんが多いかと思います。
サイトをhttpsに変更する一連の作業が終わり、表示チェックも確認しエラーがないことを確認したら、作業終了!と思われがちですが、実はあと2つのツールの設定変更が必要なのです。この2つのツールが「Google Analytics」と「Google Search Console」です。
この2つのツールの設定変更まで終わってhttps化の完了になります。
今回は「Google Analytics」と「Google Search Console」の設定変更についてご紹介します。
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■「Google Analytics」の設定変更
1.「Google Analytics」にログインし、左ナビの一番下の管理ボタンをクリックします。
2.表示される管理画面の中央部分「プロパティ」の一番上にある「プロパティ設定」をクリックしてください。
3.表示される画面の中の「デフォルトの URL」部分で「http」を「https」に変更し下部にある「保存」をクリックして下さい。
4.次に再度、管理画面を表示していただき、右側の「ビュー」列の一番上にあります「ビュー設定」をクリックして下さい。
5.表示される画面の中の「ウェブサイトの URL」部分で「http」を「https」に変更し下部にある「保存」をクリックして下さい。
「Google Analytics」の設定変更は以上になります。片方だけ変更せずに両方とも忘れずに変更をお願いします。
■「Google Search Console」の設定変更
Google Search Consoleも非常に大切なツールですのでこちらも変更を忘れずに行なって下さい。
Google Search Consoleの場合は、現状のプロパティを変更することはできませんので「https://」のURLを新しいプロパティとして追加を行ないます。
1.「Google Search Console」にログインし、左上にあります赤い「プロパティ追加」をクリックします。
2.表示される画面にhttpsのURLを記載し「追加」をクリックします。
3.サイトの所有権の確認の画面が表示されますが既にhttp://サイトで運営されていた場合にはトラッキングコードはサイトに埋め込まれているかと思いますのでそのまま「確認」ボタンをクリックして認証されるかと思います。
しかし、これでサイトの所有権が確認できないと表示された場合は、表示された案内に従って、所有権の確認をお願いします。
4.次にこれまでxml形式でサイトマップを送信していただいていたと思います。そのサイトマップはhttpでのURLでのサイトマップになりますので、httpsでのサイトマップを作成しサーバーにアップしていただき、Google Search Consoleのサイトマップより追加していただけますようお願いします。
また、robots.txtを設定していた場合にも同じように設定をお願いします。
以上で設定完了になります。
サイトのhttps化はツールの設定までが1セットと思っていただき、サイトの変更のみでツールの設定変更を行なっていない方はぜひツールの設定もお願いします。