act21:再訪問ユーザー(リピーター)が直帰する行動分析によるサイト内改善
サイトに再度訪問していただいた方が1ページのみ閲覧して直帰していることはないでしょうか?わざわざ再訪問していただいたということは、サイトに何らかの情報を得に来ている、もしくは商品を購入するために訪問していると思われます。そのまま直帰するということはサイト内に何らかの問題があると思われますので、再訪問ユーザーの中で直帰するユーザーの行動分析を行い、サイト内の改善のヒントを探してみましょう。
【解析指標】
「再訪問ユーザー(リピーター)」の直帰セッション
【アクション】
再訪問ユーザー(リピーター)の行動を確認し、直帰する理由を検証し、直帰させずにCVを上げるための施策
【成果】
再訪問ユーザー(リピーター)の直帰率を減らし、再訪問ユーザーのCVを上げるための施策を行う
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再訪問ユーザー(リピーター)のなかで直帰したユーザーをセグメントします。
■再訪問ユーザー(リピーター)のなかで直帰ユーザーを確認するためのセグメント設定方法
≪操作手順≫
ページ上部に表示されている「すべてのセッション」の横にある「+セグメント」をクリックしてください。
セグメント画面が表示されます。標準のセグメントや自分で作成したセグメントが表示されていると思いますが
下記の画面と同じセグメント一覧が表示されない場合は上部の検索窓の横にある「四角が4つある」ボタンをクリックしてください。
≪表示画面≫
ここまではセグメントを作成する際の共通の動作になります。
今回は「条件」のセグメントを作成します。
≪操作手順≫
上部画像のセグメント画面の左上にある赤い「+新しいセグメント」をクリックしてください。
↓
セグメント作成画面が表示され左側の一番上にセグメント名を入力してください。
今回は リピーター直帰セッション と入力します。
↓
左側のナビゲーションの中から「条件」をクリックしてください。
↓
条件設定画面がでますので
フィルタ セッション 含める
ユーザータイプ 完全一致 Returning Visitor
と入力し右側にある 「AND」をクリック
↓
上記と同じ画面がでますので
直帰率 = 0
と入力して上部にあります「保存」をクリックしてください。
≪表示画面≫
■リピーター直帰ユーザーを表示させる方法
「リピーター直帰ユーザー」のセグメントを選択します。
≪表示画面≫
≪操作手順≫
レポート画面の上部の「+セグメント」をクリックしてセグメント画面を表示させてください。
↓
「リピーターの直帰セッション」を選びます。
↓
適用をクリックしてください。
このセグメントデータがあるレポートが表示されています。
どのチャネルからきているリピーターが直帰しているかを確認します。
「集客」⇒「すべてのトラフィック」⇒「チャネル」をクリックしてください。
広告から何回も来てそのまま直帰していることもあります。無駄クリック解消のためにも広告の出稿方法を改めたりリンク先のページの何が足りないのかなどを検討してみて下さい。
次にどのページから直帰しているかをまず確認します。
「行動」⇒「サイトコンテンツ」⇒「ランディングページ」をクリックしてください。
どのページでリピーターさんが直帰しているかを確認できます。
なぜこのページで直帰しているユーザーが多いのか?何の情報が不足しているのか?
などを検討し、リピーターさんが直帰しなくてサイト内回遊ができるような改善のヒントを見つけてください。