act14:サイト内検索ユーザーの行動分析によるサイト内改善
ホームページにたどり着いたが、知りたい情報がどこに書いてあるかわからないという場合に、直帰せずにサイト内検索窓を活用してくれるユーザーは大変ありがたいユーザーです。
サイト内検索窓を設置されていないサイトはぜひサイト内検索窓を設置してください。
検索窓設置後のアナリティクス設定方法についてご説明します。
どのようなキーワードがサイト内で検索されているのか?そのキーワードはページ内でどのように表示されているかをぜひ確認してください。
【解析指標】 サイト内検索ユーザー
【アクション】 サイト内検索ユーザーの検索キーワードを確認し、該当ユーザーの行動分析
【成果】 ユーザーの行動分析によりわかりやすいサイト内改善を行う
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サイト内検索はアナリティクスの「行動」の中に「サイト内検索」という項目があり、設定を行う必要がありますがその前に1点確認していただく項目があります。「検索クエリパラメータ」の確認をお願いします。
□検索クエリパラメータ確認方法
サイト内検索を設定された自社サイトの検索窓に何かキーワードを入力し検索結果を表示してください。
ブラウザ上部のURLが記載されている部分が重要で基本的には「?」直後の文字が検索クエリパラメータとなります。
上記画像であれば「p」が検索クエリパラメーターです。
□アナリティクスでの設定
グローバルナビの「管理」をクリックし管理画面を表示してください。
次に3列の中の一番右の一番上の「ビュー設定」をクリックして下さい。
ビュー設定をクリックし、表示された画面をスクロールしていただくと
「サイト内検索の設定」という部分があります。
その部分の「サイト内検索のトラッキング」を「オン」に変更し、
その下の「クエリパラメータ」部分に先ほど確認しましたパラメータを入力し
「保存」をクリックして下さい。
設定が完了しましたら、Google Analyticsのレポート画面を開いていただき
「行動」→「サイト内検索」→「サイト内検索キーワード」の順にクリックしていただくと
どんなキーワードが検索されているか確認できます。
表示されない場合は「検索クエリパラメータ」の設定が違う可能性もありますのでもう一度ご確認ください。
またどのページでサイト内検索を行い、どのページに移動しているか?を確認するには
「行動」→「サイト内検索」→「検索ページ分析」の順にクリックしていただくとどのページで検索が行われているかがわかります。
セカンダリディメションに「検索キーワード」を設定するとどのページでどのキーワードが検索されたかがわかります。
同一ページで検索キーワードが多い場合はその情報を欲しているユーザーが多いがどこにその情報があるのかわかりにくいということになりますのでページ改善のヒントに活用ください。