Facebook広告 オーディエンス設定
Facebook広告では、どんなユーザーに広告を表示させるかを絞り込むことが出来るオーディエンス設定があります。
アカウント登録を行った際に登録した情報を基にオーディエンスを絞り込みます。
基本的にはカスタムオーディエンス、地域設定、年齢、性別、言語の設定ができます
■カスタムオーディエンス
一番上のカスタムオーディエンスは、自分のお店のお客様などにFacebook広告を表示する機能です。Facebookからのアクセスを促すことになります。自社で保有されている顧客データをFacebookにアップロードするのですが、Facebookユーザーと自社顧客データの照合に必要な情報は、メールアドレス、電話番号、FacebookユーザーID (モバイルアプリのみ)のいずれか1つですので、顧客リストからどれか1つをピックアップしCSVでリストを作成後、Facebookの広告マネージャへアップし、カスタムオーディエンスを選択するのみです。
■地域
次の地域ですが、地域の中でも4種類の中から選択することができます。
- この地域のすべての人
- この地域に住んでいる人
- 最近この地域にいた人
- この地域を旅行中の人
まず、「この地域のすべての人」についてですが、広告を設定した地域にいるすべての人が対象になります。
この地域に住んでいる人、観光に来ている旅行者、仕事で来ている人など、今その設定地域にいる人すべてが対象です。
次の「この地域に住んでいる人」についてですが、その地域に住んでいる人だけが対象になります。
例えば「福岡」でのみサービスを提供して福岡に住んでいる人のみに広告を見てほしい場合は「この地域に住んでいる人」を選択し「福岡」を設定すると福岡に住んでいる人のみが対象になります。
3つ目の「最近この地域にいた人」についてですが、チェックインなどで設定エリアの記録がある人だけが対象になります。お店に来店してくれた人のみにリピーターとして来てほしいなどにも利用できます。
4つ目の「この地域を旅行中の人」は観光客や出張等でその地域を訪問中の人が対象になります。
■年齢
自社サイトのターゲット層にあった年齢層を絞り込み広告を出稿することができます。
■性別
性別毎への広告を出稿可能です。例えばキャンペーンAは男性のみに出稿、キャンペーンBは女性のみに出向なども可能です。
また性別を分けない場合は「すべて」を選択してください。
■言語
日本にいる「英語」を使用しているユーザーを対象にする場合は「英語」と入力するとその対象の方に配信できます。
ここまでが基本的な設定です。
例えば、福岡県福岡市に住んでいる30代(30歳~39歳)の女性にのみ配信したい場合は下記のような設定になります。
ターゲット層を設定すると、自動的に右側にオーディエンス情報が表示され、どれだけの人に対して情報を配信できるかの数字が表示されます。
潜在リーチ数の130,000人とあります。最大で約130,000人に対して 広告を配信できるという数字になります。
次に京都市から50km圏内に旅行中の英語を使用する20歳~50歳の方配信したい場合は下記のような設定になります。
潜在リーチ数の130,000人とあります。最大で約120,000人に対して 広告を配信できるという数字になります。
広告の状況を見ながら、地域や年代などを絞ったり、広げたり変更を行うことも可能です。
これ以外にも詳細なターゲット設定を行い、もっとターゲットを絞り込むことも可能です。次回、詳細設定についてご説明します。