トンゼミ
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ネットショップ経営戦略支援コンサルタント トンゼミCEO 一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会 理事

第158回 5Gで予想されるネットストーカー

3Gを体験している方なら4Gでも十分早いと感じている方は多いかと思います。
実際数値で言えば、4G最大1Gbpsに対し、5Gでは最大20Gbpsの速度が出るわけですが、4Gよりも、20倍の通信速度を持つのが5Gなわけです。

そんな4Gには、10ms(約0.010秒)の遅延がありますが、5Gでは、通信による遅延が1ms(0.001秒)まで短縮されるため、「自動運転」や「遠隔操作による医療技術」などの分野でも応用される予定です。さらに同時接続数5Gになると、同時に1平方㎞あたり100万台のデバイスと接続が可能になり様々な機器と通信できるようになり、IoTの利用者が更に増えると予想されています。

メリットがあればデメリットがあるのが世の中です。

モザイクアプローチという言葉がります。

モザイクアプローチとは、様々な情報と組み合わせて個人の情報を特定する手法で、主に140文字の短文で表現するTwitter、同窓生やリアルな友人知人と交流できるFacebook、基本は一対一のやりととりであるものの、グループでやりとりもあるLINE、自分の撮った写真を見てもらうために写真を通じて交流するInstagramなどから得られる断片の情報から個人の情報を特定する手法です。

何気ない1枚の写真と普段の投稿など複数のSNS投稿からGoogle Map等で自宅住所を特定されてしまうのがモザイクアプローチです。

例えば頻繁に利用しているお店のランチを毎日上げていれば、どのあたりの職場かを特定することができ、その投稿に一緒に写っている友達の顔から他の投稿と
組み合わせられれば学歴、家族構成、職業、普段の行動パターンまで特定されることがあります。

例えば、写真に写りこんだ瞳もモザイクアプローチの断片となります。瞳に映っている駅等特定できるものを確認し、街頭の景色が分かるストリートビューと比較して似た駅を見つけてられ、かつ投稿した動画の室内のカーテンから、外部から部屋の位置も突き止められたりするわけです。

他にも「自宅の近くで散歩」などという自撮りの写真をなにげなくアップしたときに移りこむマンホールやガードレールからも住居地を特定されたりしてしまうのです。

例えば東京のマンホールであれば、マンホールの蓋には中央部の4つのくぼみに例えば「29」「9G」「5D」「68」と表記されています。これは、左が人孔番号、それ以外の2つは固有番号、そして右の数字「68」が示しているのが下水道の敷設年度で、もし陥没や事故など非常事態が起きた場合、これらの記号や番号も合わせて報告すれば場所が特定できるので迅速な対応がしやすくなるようになっています。

それを利用して下記のように検索をしてみると下記のように東西250m、南北175mの場所範囲を特定することができてしまうわけです。


いっぽうガードレールが写真に写りこんでいれば区が特定されます。下記は北区のガードレールです。単純に北という漢字がモチーフされています。


こういったモザイクアプローチの材料に手助けされてしまうのが5Gでもあるわけです。5Gによって4K、8Kのカメラが普及していき、より解像度がよくなり写真から情報が拾われやすくなります。

こういったことから5Gで予想されるネットストーカーの手口はさらにアップグレードされてしまうのでSNSでは以下のことなどに気をつけてくださいね

・写真は解像度を落として投稿

・リアルタイ無の投稿をさける

・生活圏の場所は投稿しない

・具体的な地名や駅名や店名を頻繁に書き込まない

・写真をアップロードするときは、グラス、鏡、テレビのモニターなどが写らないようにする

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