トンゼミ
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ネットショップ経営戦略支援コンサルタント トンゼミCEO 一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会 理事

第150回 WIN-WIN関係の重要性

昭和の時代より元請け、下請け、孫請けという仕事関係の呼称が使われています。
一方で「業者」という言葉も未だに使用されています。
いずれも発注者側を上位として受注側を下位と暗示する表現です。

かの三波春夫さんが発信した「お客様は神様です」というフレーズから代金を支払う側が上位で、当該サービスや商品を提供する側が下位であるという地位関係が誤解されてきました。

三波春夫さんが発信した「お客様は神様です」に込められた真意というのは演者側は顧客の心を掴む努力をしなければいけなく、いかに喜ばせなければいけないかを考えていなくてはならなく、お金を払い、楽しみを求めて、入場するお客様に、その代償を持ち帰っていただかなければならないとい心構えが大切だということだと思います。

つまり代金を支払い側とサービスを提供する側はお互いが「代償」を得る平等の関係にあるわけです。

リンゴが大好きな2人の前に1つのリンゴしかなかったときにそれをお互いが納得の上、分配するにはどうすればいいでしょうか?

2人ともリンゴが大好きなわけですから、少しでも大きさが異なると大きいほうの奪い合いの喧嘩となってしまいます。
今二人の間に与えられている道具は包丁だけです。

もう一つのリンゴを買ってくるというのは建設的かつ、納得できる解決策ではありません。
なぜなら、だれがそのお金を負担して、だれが買いにいくかという新しい課題が発生してしまうからです。

ですのでここでは1つの発送転換が必要となります。
リンゴの正確な大きさをこだわっていたら解決は難しいでしょう。
なぜなら包丁が使えますが計量器がない状態であったり、かりに1回でピタリと同量に切ることは難度が非常に高いからです。

一人が料理人のプロで、正確に2つにきることができた場合でも、こんどは二人のうち、どちらが先にリンゴお選ぶかという問題も新たに発生することになります。

この問題では、いかに納得性を持たせるかという点に着目することが重要です。

解決方法はまず、2人のうち、1人にリンゴを切ってもらいます。
それが均等といっても重量が均等でなくてもかまわなく、その人が均等と思えるように切ってもらうだけです。そして、リンゴを切らなかったもう1人の人が、切られた2片のリンゴの好きなほうを1つ選べばいいだけのことなんです。

リンゴを切る人は自分で納得して均等に切っているから、どちらも同じだと考えますし、2片から選ぶ人は、自分が大きいと思うほうを選べばいいから、選ぶという行為で得した気分になります。

これがお互いが納得できう分配方法です。

どちらかが得して、どちらかが損をするという関係では、お互いの取引関係はぎくしゃくしたものになってしまいます。
お互いが納得できる関係を前提とした取引関係が長続きの秘訣なのです。またお互いの信頼関係や協力関係も深まります。

WIN-WINの関係を意識することがとても大切です

力任せに無理難題を押し付けていたのではお互いの信頼関係や協力関係は生まれません。そのために共同で商品開発や技術開発をするなど、新しい付加価値を一緒に生み出す
企業の枠を超えた取り組みが肝要です。

冒頭、「業者」「元請け」「下請け」といった表現をすることからその意識を改めてはいかがでしょうか?
「パートナー」であったり「協力会社」といった言葉であれば上下関係がありません。
是非仕事を進めて取り組んでいくには各社が「WIN-WIN」であるということを意識してみてください。

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