トンゼミ
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ネットショップ経営戦略支援コンサルタント トンゼミCEO 一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会 理事

第142回 5Gが生み出す新ビジネス

電波法や放送法、有線テレビジョン放送法、優先ラジオ放送業務の運用の規正に関する公正な事務や調査、審議及び議決をする5名の委員で構成された総務省の諮問機関である電波監理審議会が2019年4月10日、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4者に対して5Gの電波割当てを決定しました。

そもそも5Gとは「5th Generation」の略称であり、「第5世代移動通信システム」を意味するものでかつて3Gから4G、そして4Gから5Gという形で通信速度や規格、対応するデバイスが進化しており、5Gでは今までの世代更新よりもさらにレベルアップすることが期待されています。

ところでこの5Gが到来するまでには1Gからの4Gまでの遷移があります。5Gを知るために過去の1Gからそれがどんnものかをご説明いたしますと・・・

【1G】
もっとも最初に利用された移動体通信の規格が1Gで、自動車車に設置された自動車電話や、ショルダーフォンなどに利用されていたもので全5世代の中で1Gは唯一のアナログ回線で現在の携帯電話の基礎となります。1991年にようやくNTTがポケットに入れられるサイズの携帯電話「Mova」を開発したことで、ほんとうの意味で携帯ができる携帯電話
となりましたが、1G世代の端末は現在のように買い取りではなくNTTの貸し出し品になっていたため毎月の通信料に端末のレンタル代が重なり、利用料金が非常に高額になっていて1Gの端末はビジネスユースでの利用が中心となっていました。

【2G】
1993年に2Gが登場しアナログからデジタルへと移行し、ネット・メールなどの接続が可能となりました。そして1Gは利用していた800MHZ帯域を2G規格に渡すため、サービス自体は1999年に終了しました。

【3G】
2Gの高速化を実現した方式で3G(3rd Generation)の略で、第3世代移動通信システムの通称です。
アナログ方式の1G(第1世代)、メールやネットの利用に対応したデジタル方式の2G(第2世代)のモバイル通信規格に対し、2000年代に入ってからは、より高速化された3Gが主流になります。3Gに該当する代表的なサービスとしては、NTTドコモの「FOMA」、auの「CDMA 1X」「CDMA1X WIN」、Vodafone(現・ソフトバンク)の
「Vodafone Global Standard」(「SoftBank 3G」)が挙げられます。

【4G】
3Gの次に登場したのが現在の4G、第4世代移動通信システムです。3Gよりも高速な通信を実現しています。4Gはさまざまな通信規格の総称で、4Gに含まれる通信規格のひとつがLTEです。厳密に言うとLTEは3.9Gで、3Gから4Gへのスムーズな移行をめざすために作られたものです。今では4Gに含まれる扱いとなっており、4G/LTEと並列して書かれるこ
ともあります。3大キャリアの4G/LTEに関するサービスの名前は、NTTドコモでは「Xi(クロッシィ)」、auは「au 4G LTE」、ソフトバンクモバイルは「SoftBank 4G LTE」となります。各社はLTEの増強に力を入れています。

【5G】
5Gの特徴は「高速大容量」「低遅延」「多接続」。
理論値でLTEの100倍にもなるという超高速通信、10分の1となる超低遅延が可能になり、あらゆるモノがインターネットにつながる多数同時接続の世界も想定されています。
 

①高速大容量
次世代高速通信システムの5Gは従来の4G(LTE)の約1000倍の通信速度が可能となるため、一般的なインターネットの閲覧や4Kや8Kなどの超高画質な動画が現在のシステムより格段に快適になります。また、データ通信の大容量化によって増大する通信トラフィックに対して発生する、遅延等のさまざまなネットワーク障害に素早く対応し、通信コストも削減も可能となります。

 

 

 

②低遅延
ここでいう「遅延」とは「タイムラグ・時間差」をことを指します。5Gの優れた技術により、次世代移動通信システムは「超低遅延と高い安定性」を得ることになります。4Gでは10msの遅延がありますが、5Gでは1msに改善されます。遅延が少なくなることでリアルタイムにデータを送受信できるようになり、音や画像がズレることが少なくなります。ロボットの遠隔操作なども遅延が少なくなればなるほど有用性が高まります。

代表的なメリットとなるのが、近未来の社会インフラとして期待される自動運転の精度が飛躍的に向上することがあげられます。また医療分野では高齢化や過疎地対策で急務となっている、遠隔治療や遠隔手術などの実現化に大きな役割を担うとされています。

③多接続性
多接続性の向上により、現在のシステムと比較して同時に接続可能な端末の数が約100倍になると言われています。
oTの普及に伴って、スマホやパソコンだけでなく、ワイヤレスの通信を利用する機器が増大しています。4Gや3Gでは対応できないような同時接続でも、5Gでは接続可能になります。そのため、多くの人が集まるプロスポーツの試合会場やイベント会場で多々発生している「ネットが重くなる」といった現象が解消され、快適なデータ通信が可能となります。

一般的には2020年春頃となっており、携帯キャリアごとに細かい日付や導入時期は異なります。

まとめますと・・

5Gとは?

・とんでもない超高速通信!

・最大の特徴は「高速大容量・低遅延・多接続性」

・現行の3G・4G (LTE)と比べ物にならない圧倒的なクオリティ!

ということになります。

5Gの普及で訪れる未来に起こる変化としては

動的なWEBコンテンツが当たり前の時代となります。
未来では「ダウンロードに時間が掛かる」という概念や「ダウンロード」そのものがなくなり、デバイスの記憶域を減らすことなく、気軽に大容量データを取り扱えるようになります。

さらに乗用車の自動運転やドローン、医療系技術やロボットやAIなど、現在の最先端の技術がさらに進化します。データ通信の高速化、遅延の軽減、同時接続数が増えるということは、無線でも有線と同じような動作、挙動が再現できるということです。

例えばVRと手元のコントローラやハンドルで農業機器を動かしたり、人間の手や経験、判断を必要とする作業を遠隔操作で行えるということです。

5Gが普及することで、通信速度のアップ、遅延の低減など体感的な部分だけでなく、今までの通信速度では不可能だったことが可能になりビジネスそのものが変わってくることになります。

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