トンゼミ
1999年からの信頼のEコマース運営実績 本気でネットショップを運営するウェブマスターを応援!

ネットショップ経営戦略支援コンサルタント トンゼミCEO 一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会 理事

第136回 Eコマースは結局人間力

トンゼミのトントンです。
平成31年の最後の「平成」の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。 

2019年、世界経済は引き続き堅調とみられるが、2020年以降、国内での消費税増税後の需要反動減やオリンピック需要の剥落、そして世界経済の調整局面が想定される
ことをふまえると、この2019年をしっかりと足固めして構えていく必要が見えます。

そのような背景の中、厚生労働省がかつて発表した人口動態統計によると、日本で子どもの数は、1899年に統計をとり始めてから初めて100万人を割り、少子化がますます深刻になっています。そのような背景から、AIや機械学習を活用して作業を自動化したり、一人当たりの生産性を向上したりするなど、減少し続ける生産人口を技術で補うことが急務になっています。 

そのような中、内閣府の政策として狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すものとしてサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会Society 5.0が日本が目指すべき未来社会の姿として提唱されました。

これまでの情報社会(Society 4.0)では知識や情報が共有されず、分野横断的な連携が不十分であるという問題がありました。人が行う能力に限界があるため、あふれる情報から必要な情報を見つけて分析する作業が負担であったり、年齢や障害などによる労働や行動範囲に制約がありました。また、少子高齢化や地方の過疎化などの
課題に対して様々な制約があり、十分に対応することが困難でした。

そこでSociety 5.0で実現する社会は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで
これらの課題や困難を克服すると言うもので、また、人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車などの技術で
少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されることになっていきます。社会の変革(イノベーション)を通じて、これまでの閉塞感を打破し、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会となることを目指していくというわけです。

Society 5.0は、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより実現する概念の中、これまでの情報社会(Society 4.0)では
人がサイバー空間に存在するクラウドサービス(データベース)にインターネットを経由してアクセスして、情報やデータを入手し、分析を行ってきましたがSociety 5.0では、フィジカル空間のセンサーからの膨大な情報がサイバー空間に集積されます。サイバー空間では、このビッグデータを人工知能(AI)が解析し、その解析結果がフィジカル空間の人間に様々な形でフィードバックされます。

今までの情報社会では、人間が情報を解析することで価値が生まれてきましたところSociety 5.0では、膨大なビッグデータを人間の能力を超えたAIが解析し、その結果がロボットなどを通して人間にフィードバックされることで、これまでには出来なかった新たな価値が産業や社会にもたらされることになるということなわけです。

これまでの社会では、経済や組織といったシステムが優先され、個々の能力などに応じて個人が受けるモノやサービスに格差が生じている面がありました。
Society 5.0では、ビッグデータを踏まえたAIやロボットが今まで人間が行っていた作業や調整を代行・支援するため、日々の煩雑で不得手な作業などから解放され誰もが快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることができるようになります。

これは一人一人の人間が中心となる社会であり、決してAIやロボットに支配され、監視されるような未来ではありません。
むしろ、これからのEコマースコンサルタントの分野にもAIを融合させることにより新しい展開が生まれてくると考えます。

Eコマースコンサルタントの分野にもAIを融合させる中でも最終の核の部分は人間力であるということは、人間として生活し、生きていく中では間違いないことで
2019年は、今までに以上の人間が持つ専門知識と対応力が必要となってくる時代になり、これに備えたEコマースコンサルタントとの伴走が絶対必須の年となります。

常に変化するEコマース市場をサポートしていくことに今年も大きく注力して行く所存です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

▲ PAGE TOP