第23回 買われるスイッチ
同一類似商品が市場に氾濫する中
顧客の購買判断基準のひとつに
「同じものなら安いほう」
という思考判断があります
これは、お得感とともに
自身が
・買い物上手である
・いい買い物をした
という満足感を得たいという気持ちがあるからです
「絶対に安いほうを買うんだ」
というマニアに近い熱い安物買い消費者は
価格競争に勝つことができる
豊潤な資金力を持つ大手におまかせするとして
・買い物上手である
・いい買い物をした
という満足感を得たいという気持が強い消費者は
是非、中小ネットショップで取り込みたい顧客です
そういった顧客を取り込むためには
何をしたらいいんでしょう?
それは
商品を買って頂く際に付加価値があれば
購買満足を得たいという顧客は振り向いてくれます
「ここのが欲しい!」とか「あ!これが欲しい」を
引き出すもののひとつに
付加価値というものがあります
付加価値というのは商品そのものだけでなく
接客サービスやアフターサービス
など販売面においても見つけ出すことができるものです
同様類似商品であるにもかかわらず
他社との差異化を図り
消費者に価格以上の価値を感じとってもらえれば
購買導線が動くんです
たとえば
「サンマの干物」
コレ
どこにでも売っている商材です
でも都心の消費者は
マンションでは
「焼きたくても煙が出せないから」
「そもそも焼くのが面倒だから」
「魚焼きグリルがないから」
「臭いが部屋にこもるから」
という理由で購買に踏み切らない人がとっても多いんです
そこに
レンジでできる干物があったら
http://www.kihoku-jb.jp/syohin-1.html
「あ!これが欲しい」
というスイッチが入ります
進物品で
他店とまったく同じ商品でも
当店はラッピングに力を入れている
ラッピングコーディネーターの免許を持っている
http://www.jo-nets.com/gift/index.html
とか
パッケージが子供に喜ばれそう
http://www.ja-ugo.jp/onlineshop/yumeakita.html
ということであれば
同じ商品でも
「ここのが欲しい!」
というスイッチが入るんです
商品開発やサービス面から
価格競争に陥らない新たな価値づくり
考えてみませんか?