トンゼミ
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ネットショップ経営戦略支援コンサルタント トンゼミCEO 一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会 理事

第132回 処方薬オンライン通販の近未来

医薬品は,医師によって発行する処方箋によって用いられる医療用医薬品と,一般消費者が薬局から処方箋なしで購入できる一般医薬品とに分類されるますが、アメリカではオンラインで処方薬を購入することがすでに可能で、今後、さらに動きが加速する可能性もあると言われていますが、日本においてはオンラインで購入できるのは大衆薬と呼ばれる一般医薬品に限られているのが現状の中、こういったオンライン通販が解禁されれば、国内の処方薬市場が約10兆円とも言われている中、さらに商機が広がることになると思われます。

処方薬について実施されているくすりの正しい使用法に関する情報を渡す「服薬指導」は、一般用医薬品の中でも、医療用医薬品からスイッチされた第1類医薬品に分類される医薬品に関しては、薬剤師の説明が義務付けられていて、かつ対面での実施が義務付けられていますが、国は、遠隔診療を推進する観点から2018年6月には福岡県や愛知県、兵庫県の一部国家戦略特区でのオンライン服薬指導を条件付きで認める方針を示し、例えば福岡市では,これまで「オンライン診療」の実証事業を実施してきましたが,診療はオンラインで行っても,「服薬指導の対面の原則」があるため,薬は薬局に取りに行く必要があり、このため,国家戦略特区を活用し,在宅療養患者やその家族の利便性向上を図り,住み慣れた自宅などで安心して暮らすことのできる環境づくりを目指して,「遠隔服薬指導」を実施する薬局の募集を

東区:勝馬校区,志賀島校区
早良区:曲渕校区,脇山校区の一部(大字板屋,大字椎原)
西区:小呂校区,玄界校区,能古校区

の地域にお住まいの患者を対象に「遠隔服薬指導」を実施する薬局の募集を2018年6月15日に開始をしました。

その上で、中央社会保険医療協議会 (中央社会保険医療協議会総会)は7月18日、国家戦略特区で解禁しているオンライン服薬指導について保険適用とする方針を明らかにしています。

 

 

実際の利用環境としては、特区にいる患者が、スマホなどでオンライン診療を受けた後、医療機関から処方箋が薬局に送付され、それに基づき、薬剤師よりスマホで服薬指導を受けた後、配送で薬を受け取ることができることになります。

現時点では、オンライン服薬指導を受けるためには「居住地から16キロメートル圏内に調剤薬局がない」という条件があり、オンライン診療(保険対象)には
「緊急時に30分で行ける範囲に医療機関がなければならない」といった規定がありますが、今後のオンライン服薬の規制緩和が進んでいけば、どのような利用条件が
付されるかは今後の課題であるものの処方薬をオンラインで購入できるようになる未来が見えてくるように思われます。

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