トンゼミ
1999年からの信頼のEコマース運営実績 本気でネットショップを運営するウェブマスターを応援!

ネットショップ経営戦略支援コンサルタント トンゼミCEO 一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会 理事

第130回 商品開発のヒント

例えば食品の商品開発を今回は例にあげてみようと思います。
といっても食品の分類でも食品成分表に記載されている食品は約2000種類以上あります。
原料分類でも動物性食品、植物性食品、鉱物性食品
生産様式分類でも農産食品、畜産食品、水産食品
主食、主菜、副菜、果物、牛乳・乳製品などでの分類があったりもします。


ですが、こういった分類は厚生労働省や農林水産省、厚生労働省保健医療局などが分類しているわけですが食品の商品開発というのはこういった分類にあてはまらない開発切り口を考えてみることにヒントがあったりします。

 

 

 

 

 

例えば、菓子折り・・・・
日本の歴史の中では、菓子折りと言えば、訪問するところへ持参して「今日はよろしくお願いします」といった意図を持たせるものでもあったりします。

つまり菓子折りというものひとつで、気持ちを品に代えて表現するということができるわけです。


そもそも菓子折りとは、お菓子の「外箱」のことで、高級お菓子が箱に入っているその箱を「折り箱」と表していたことに由来すると岩手います。それが現在では、外箱に入った贈答用のお菓子全般を指し、感謝や謝罪の贈り物として使う機会が多くなってきています。

つまり、感謝や謝罪の印として菓子を贈ったり持参するには、それなりの金額である必要があるわけです。

 

かつて森進一さんが「おふくろさん」を歌う際にオリジナルにはない台詞が無許可で足されているとして作詞をした川内先生が著作権の侵害を訴えたことがあり、その際に森進一さんが川内先生の自に謝罪に訪れる時に持参したのが虎屋の羊羹だと言われています。

それなりの価格で重みがあること。

これが菓子折りの定義であったりもします。

 

 

 

つまり、食品という分類の中には「お菓子」という分類がありますが、前述申し上げた商品開発の切り口には用途の分類などもあるということです。

「謝罪スイーツ類」

こういった分類は厚生労働省や農林水産省にはありません

自ら分類を作ることが商品開発のヒントになるということです。

平日にも関わらず、お店の前にサラリーマンの行列ができる「新正堂」さんという和菓子屋さんがあります。

サラリーマンのみなさんが買われるのは「切腹最中」
はみ出すほどの餡が出ている最中に「切腹最中」という紙が巻いてあります。
いかにも謝罪用の御菓子です。

お店は、忠臣蔵でおなじみの田村屋敷の跡地にあり、浅野内匠頭が切腹した場所で、当初はこの地にちなんだ商品をつくることはできないかというところから商品開発がなされたとのことですが、いつのまにやら、お詫びの気持ちを伝えるために購入する人が多くなり、多い日には7000個以上も売れる商品になったそうです。

意図しない目的で商品は売れたのは、もちろんその根底にある味の力はもちろんですが、今商品開発で悩んでいる方は、意図する目的で商品開発をするということを考えてみてもよいかと思います。

 

とりわけ、「お詫び 菓子」「お詫び 品」などの検索ユーザーは少なくないのでインターネットでの展開は結果が出しやすいかもしれませんね

▲ PAGE TOP