トンゼミ
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ネットショップ経営戦略支援コンサルタント トンゼミCEO 一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会 理事

第120回 ネットショップ増益のための実店舗展開のススメ

ネットショップ黎明期といえる1999年周辺、徐々に力をつけていった先行ショップが、実店舗を閉鎖し販売の窓口をネットに一本化していった時代がこの時代です。
一方、先行者の成功を見て、その新興ネットショップ企業に対抗するため、インターネットと現実の店舗や流通機構を組わせる手法を使うマルチチャネル企業が出現するようになってきました。

もともと、アメリカのネット業界では既存大手の工場や流通倉庫のことを「ブリック(煉瓦)&モルタル(漆喰)」と表現していたことから、これをクリック=ネットショップ、モルタル=実店舗としてクリック&モルタルと表現してきたのがこの時代です。

この時代にクリック&モルタルというマーケット手法に多くの費用を投資し、活況を呈した企業は、多くはありませんでした。それは、現在のようにスマホデバイスがまだ普及していなかったこと、消費者側のネット依存度がまだまだ低かったことやwifiや地方都市のインフラ整備がまだまだ整っていなかったことにも起因していると考えます。

時代は流れ、それ以来爆発的な広がりを見せてきたマーケティング手法として「オムニチャネル」という概念がネットショップと実店舗販売の垣根を取り除く手法として2011年にアメリカで注目されはじめてきました。
やがて日本にもその流れを汲む企業が出現しだし、あらゆるメディアで顧客との接点(チャネル)を作り、購入の経路を意識させない販売戦略をとることを念頭にネットショップが商品を直接試着することができるなどの「ショールーミング」という進出を果たしてきているのはここ数年の現象となります。

オムニチャネルが重要視される背景として、スマートフォンやSNSの普及が第一に挙げられます。
店舗の中に居るにもかかわらず、店舗で商品を購入せず、ネットで商品を購入するような現象に端を発し実店舗で確認した商品をその場では買わずにネットショップで買うアシストするためにショールーミングという手法が必要になってきたからでもあります。

ネットショップで収益を上げていくためには、時代の流れを読みつつ、ネット以外の環境整備などに大きく力を入れていかなければならなくなっているのが大きな特徴です。

ネットにおいても多くの競合他社が進出してきている現代において昔からのやり方で、いつまでも収益をあげ続けるということは不可能な時代に突入していることを
しっかりと認識をする必要があります。

昨今には「インスタ映え」という言葉がよく使われています。

地方都市でも福岡県の美容健康商品の通信販売を展開する株式会社愛しとーとでは佐賀県唐津市に一昨年の7月にコラーゲン料理の食べ放題バイキングの店舗を展開し
若いママ世代の顧客が多くの確率でインスタやフェイスブックなどにハッシュタグをつけて投稿され、実店舗の口コミはもちろん、会社や商品の拡散にかなり貢献している
と思われる。

ネットショップの増収増益のためには、専業ネットショップの殻を割り、実店舗や外部イベントと連動させていくことが肝要な時代になってきたことはスマホデバイスの普及が進む現代ではマストな選択になってきたと言えます。

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